診療内容・特色
当院は2013年4月1日付で兵庫県知事により社会医療法人としての認定を受けております。厚生労働省の定める「救急医療等確保事業」のうち「救急医療」における要件の充足が認められたものです。当院では全科のバックアップ体制の下、年間を通じて24時間体制で救急診療を行っています。昨今救急患者の増加するなか後送輪番病院としての当院の果たすべき役割の大きさを再認識しています。市内および近隣消防局との連携による初期診療体制の強化、看護師によるトリアージの導入、医師による包括的指示下の看護師・薬剤師の診療への介入拡大、院内教育による職員の心肺蘇生能力の向上、救急救命に関わる医療機器の充実など救急診療体制の充実を重点目標に掲げています。またワークステーションというシステムにより中播磨地区の救急救命士の生涯教育にも積極的に協力している市内で数少ない病院の一つです。それにより現場と病院間の顔の見える関係づくりに寄与しています。一方で、救急医療の高度化や救急病院へのコンビニ受診・救急車の非適正利用などによる勤務医の疲弊が全国的にも叫ばれております。本当に救急診療が必要な患者さんに適正な医療を受けていただくためには、受診者側と医療者側双方での努力が必要と考え、そのための啓蒙活動も行っています。また近隣で大規模災害が発生した場合、当院も災害医療の中心的役割を担うことが求められます。そのため様々な災害訓練を実施することで、職員一同のスキルアップと当院の果たすべき役割の再認識を図っています。
救急外来のご紹介
医療の機能性を追求した結果、救急部門エリアは救急処置室、外来診察室、外来点滴室、小手術室、隔離室(陰圧室を含む)をはじめ医師・看護師当直室、カンファレンスルームなどがオールインワンに組み込まれています。この機能的な配置によりコロナ禍においても救急外来は系統的に機能しました。さらに、看護詰所とともに3床の滞在型病床が併設されており、外来診察から点滴、入院までのスムーズな運用が可能となっているため、患者さんのストレス軽減につながっています。