法人概要

社会医療法人財団聖フランシスコ会ではキリストの愛ある精神に基づき、人生の始まりからあらゆるステージで皆様と関わりを持ち、地域完結型の医療、介護・福祉を実現する事により地域の皆様の命と健康と暮らしを支えて行きたいと考えています。
理事長ご挨拶
かけがえのないいのちに寄り添い、地域の健康を守る
社会医療法人財団聖フランシスコ会の基幹となる姫路聖マリア病院は、1950年2月、カトリックの聖フランシスコ病院修道女会のアメリカ管区から派遣された宣教女(シスター)たちによって現在地に開設されました。
戦後、間もないこの地域における病める人や助けを必要とする人々のために医療活動を通して貢献してほしいとの招きを受け、日本語の片言も分からないシスターたちは勇敢にも応えたのです。
日本においては、時の流れと共に医療界の近代化が急速に進み、当法人も良き協力者やよき協働者たちに恵まれて今日に至っております。より良い医療、より適切な医療を提供するため研鑽に励み、介護や福祉部門の充実も図りながら、これからもご利用いただく皆様に信頼される地域医療機関として成長し、お役に立ちたいと願っております。
かけがえのないいのちをいただいた「人々の生と死に希望を与える」という当会らしいミッション理念を掲げ、これからもいのちへの奉仕を続けて参ります。 どうぞよろしくお願いいたします。
法人理念
CARITAS CHRISTI
OMNIA VINCIT
キリストの愛はすべてに強し
聖フランシスコ会に属する各事業所は、 キリスト教の倫理に基づき管理運営される。
ミッション・ステートメント
- 私たちは、キリストの愛をもって、人類に奉仕することを目的とし、この施設を通して医療を必要とする人々の生命を尊重し、最善を尽くします。
- 私たちは、キリストの精神に基づいた惜しみない親切と、真心からの愛をもって、病人と助けを必要とする人々の生と死に希望を与えます。
- 私たちは、医療にたずさわる自己の使命を認識し、専門的な知識や熟練した技能をもって、地域医療と健康の保全向上に努めます。
沿革
1948年 | 聖フランシスコ病院修道女会宣教女来日 | |
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1949年 | シスターたちは、姫路市仁豊野で小さな診療所を始めた。周辺は、民家がまばらで患者さんを大八車で運んだこともあった。宣教女たちは、当時入手が難しかった医療・医薬品などの寄贈を米国より受けて、訪問看護にとびまわり、キリストの愛の手を地域の人々に差しのべた。 | |
1950年 | 2月2日 | 開設者:シスター・クレメンチア・ダーセンブロック 院長:シスター・バーネット・マクローリン 診療管理者:清水 勝 診療科:外科・内科・小児科で病院として開設 |
1951年 |
9月1日 | 完全看護・完全給食・完全寝具・実施承認40床でスタートした。一般病棟の形態をとることができ、外科・内科・小児科の3科のうち、外科は開設当初より内臓外科として有名になった |
1953年 | 病床を116床に増床 | |
1958年 |
5月 |
放射線科新設 病床を161床に増床 |
1961年 | 木造病舎の損傷・老朽が目立ち、病院経営の母体である聖フランシスコ病院修道女会のアメリカ管区本部の援助を受けて3月に隣接地に新しく病院建築に着工した | |
1962年 | 医療法人聖マリア会姫路聖マリア病院と名称変更がなされ、病院の組織の前進をみた | |
1963年 |
2年前に着工していた鉄筋コンクリート地下1階、地上5階の新建物が完成し、7月に移動 病床も285床に増床した |
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1966年 |
3月 | 特定医療法人となる |
1967年 |
7月 | 整形外科新設 |
1969年 |
1月 | 産婦人科新設 |
1979年 |
4月 | 病院創立30周年を前にして神への感謝をこめて、新館増築を計画、着工 |
8月 |
眼科新設 | |
1980年 |
5月 |
増築棟(エマオ館)が完成し、1階に外来及び救急部門、2階に整形外科病棟、3階混合病棟、4階に小児病棟、未熟児センター、人工透析センターを配置 (病床数330床) |
1981年 |
4月 | 耳鼻咽喉科新設 |
1984年 |
6月 | 総合病院となる |
7月 | 泌尿器科新設 | |
10月 | 360床に増床し、地域の基幹医療施設としての責務をはたしている | |
1987年 |
10月 | 皮膚科新設 |
1989年 | 西館棟(ナザレ)増築 | |
2月 | ICU新設 | |
6月 | 結石破砕センター新設 | |
1990年 |
創立40周年を迎える 健康管理センター完成 |
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1991年 |
11月 | 歯科新設 |
1992年 |
2月29日 | 老人保健施設マリア・ヴィラ開設 |
1994年 |
7月 | マリア・ヴィラ在宅介護支援センター開設 |
1995年 |
4月 | 医薬分業開始 |
7月 | マリア訪問看護ステーション開設 | |
1996年 |
3月 | 麻酔科新設 |
4月 | 救急病院告示 | |
5月 | ホスピス病棟新設 | |
1997年 |
8月 | 産科病棟改修 |
1998年 |
5月 |
内視鏡室移設、改装 |
7月 | 本館(マリア館)エレベーター(2機)改修新調 | |
12月 | 病院機能評価(一般B)認定 | |
1999年 |
10月 |
居宅介護支援事業所 ケアプランマリア開設 |
2000年 |
1月 |
居宅サービス事業所 介護サービスマリア開設 創立50周年を迎える |
2002年 |
3月 |
ISO(国際標準化機構)9001(品質管理)の認証取得 |
2003年 |
4月 |
臨床研修指定病院認可 |
8月 | 本館病棟改修完了 | |
2004年 |
1月 |
病院機能評価認定更新(一般病棟)【更新認定機関:2003.12.21~2008.12.20】 |
3月 | オーダリング稼働 | |
2006年 |
2月 |
Cana館竣工 |
4月 | 全科電子カルテ運用開始 | |
7月 | DPC導入 | |
2007年 |
10月 |
プライバシーマークの認証取得14000002(01) |
2008年 |
2月 |
マンモグラフィ検診施設画像認定取得 |
2009年 |
5月 |
病院機能評価 第2回目更新 |
2010年 |
8月 |
創立60周年記念行事開催開始 |
2011年 |
3月 |
東日本大震災に伴う災害支援活動開始
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2012年 |
11月 |
「ひょうご仕事と生活のバランス推進」への取り組みに対して、県知事企業表彰を受ける |
2013年 |
4月 |
社会医療法人へ移行 法人名を社会医療法人財団聖フランシスコ会と改称 |
2015年 |
9月 |
新棟タボール館竣工 |
11月 |
姫路メディカルシュミレーションセンターひめマリア正式事業開始 メディカルフィットネスMariaPLUS®開設 |
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2016年 |
11月 |
相談支援センターマリア開設 |
2017年 |
4月 |
重度障害総合支援センタールルド正式事業開始 生活介護まりあ開設 地域包括ケア病棟運用開始 |
2018年 |
6月 |
NPO法人卒後臨床研修評価機構(JCEP)による臨床研修評価認定(有効期間:4年間) |
2020年 |
7月 |
地域医療支援病院の承認を県知事より受ける |
8月 | 新型コロナウイルス感染症協力医療機関指定 | |
2021年 |
5月 |
新型コロナウイルス感染症重点医療機関指定 |
2022年 |
2月 |
回復期リハビリテーション病棟(30床・入院料6) 運用開始 冠動脈CT検査を開始 |
3月 |
小児科病棟で医療的ケア児短期入所を開始(指定障害福祉サービス事業者の指定) 聖フランシスコ会中期事業計画を策定 メディカルフィットネスMariaPLUS®を廃止 |
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4月 |
睡眠診療部門を設立 排便機能外来を開始 |
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7月 | 土曜日外来診療が休診へ(完全週休二日制の実施) | |
8月 |
法人管理棟が完成 マリア地域総合支援センターを開設 |
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2023年 |
2月 |
医師の働き方改革「断続的な当直・日勤勤務」の許可 |
4月 | 歯科標榜科目取り下げ | |
5月 | 障害者等相談支援コーディネート事業指定 | |
6月 | 医療的ケア児・者への訪問診療事業を開始 | |
10月 | マリア保育所新施設が竣工 | |
2024年 |
2月 |
紹介受診重点医療機関指定 |
9月 | ソーシャルファームわーくはぴねす農園開始 |