姫路聖マリア病院の特長

  • 周産期医療

  • 急性期医療

  • 回復期
    リハビリテーション

  • 地域包括ケア

  • 緩和ケア

  • 障害児・者医療

緩和ケア病棟について

Palliative Care Ward

尊厳ある生を支え、心安らかな日々を

ブログ

  • 今年は、いまいちなようですね・・。

  • 今日、打ってきました 〜インフルワクチン〜

  • 各種鎮痛薬を評価する機会だ

  • モルヒネと一緒やないか~い!

  • 第36回日本サイコオンコロジー学会

  • ゾっとしました

  • XBB1株対応ワクチンを接種してきました

  • ほんまかいな~

  • 皮膚腫瘍学会に参加させて頂きました その2

  • 皮膚腫瘍学会に参加させて頂きました その3

緩和ケアについて

緩和ケアとは生命を脅かす病に直面している患者さんとその家族のQOL(生活の質)を、痛みなどの身体的・心理社会的・スピリチュアルな問題を早期に評価し対応することで、苦痛を予防し和らげるアプローチである。

緩和ケア病棟の目標

  • 1患者さんがその人らしい「生」を全うできるよう支援します

  • 2家族が最期まで患者さんと時間を共有できるように支援します

  • 3患者さんが旅立った後も家族のケアを行います

緩和ケア病棟で行う
「緩和ケア」について

緩和ケア病棟で行う「緩和ケア」とは、

  • 身体的苦痛の緩和(疼痛、呼吸困難、嘔気・嘔吐、食思不振、全身倦怠感、その他身体的な「つらさ」に対する治療とケア)
  • 精神的苦痛の緩和(不安、不眠、混乱、抑うつなどの精神的な「つらさ」に対する治療とケア)
  • 社会的苦痛の緩和(ご家族間のわだかまりや、経済的問題などへの援助)
  • 心のケア(貴方が抱える「つらさ」に、ともに向き合うこと)

を行います。

また、

  • 在宅の不安(在宅療養中の急な痛みや苦しみ、医療者不在への不安への援助)
  • 介護力不足(核家族化や老老介護などへの援助)
  • 家族ケア・悲嘆ケア(終末期を共に過ごすための援助、および遺族へのケア)
  • 在宅療養に向けての援助(人的・社会的援助など、それぞれの患者さん・ご家族に合わせた環境整備)
  • 看取りの援助(ご家族が安心して看取れるようなお手伝い)

など、包括的なケアと援助を提供しています。

担当医師のご紹介

緩和ケア内科部長 髙橋正裕

緩和ケア内科部長

髙橋正裕たかはし まさひろ

患者さんへひとこと

姫路聖マリア病院緩和ケア病棟のページにようこそ!!
緩和ケア内科部長の髙橋です。
姫路聖マリア病院緩和ケア病棟は、1996年に開設した歴史ある緩和ケア病棟です。
開設以来、播磨地区の全域から多くの患者さんを受け入れ、診療に当たらせて頂いております(2023年度の入院患者総数181人、在棟患者延べ数6,177人)。
一方で、患者さんに侵襲を加えない臨床研究(観察研究)を積極的に行い、最新の知見に基づいた治療を提供させて頂いております。
また、新規治療薬の臨床治験など、新しい治療を創造することにも取り組んでおります。
古いものと新しいもの、伝統と革新を組み合わせて、より良い緩和ケア・緩和医療を、みなさまに提供してまいります。

チームケアについて

看護師

患者さんやご家族が大切にしていることを、私たちスタッフも同じように大切にできるからこそ、質の高いサービスを提供できるのだと考えています。
私たちは日々患者さんとご家族を中心に、多職種のスタッフと議論しながらよりよいケアの方向性を見出せるように努力しています。
緩和ケア病棟では、患者さんやご家族が刻む貴重な時間を共有させていただくことで、看護師自身の「人間性をも豊かにする」、そんな環境にあると考えています。
看護の力を十分に発揮できるよう、看護師一人一人の強みを生かした、魅力ある緩和ケア病棟を目指していきたいと思います。

がん看護専門看護師・緩和ケア認定看護師

緩和ケア病棟に所属して、がん患者さんやそのご家族にとって最良のケアを提供できるよう取り組んでいます。
それぞれが専門領域をもって、外来部門、入院サポート、がん告知のカウンセリング、現場でケアにあたるスタッフへの指導などに力を入れています。
また今後は、地域の医療従事者とカンファレンスを行い、緩和ケアに関する情報交換を通じて、多職種とのネットワークを広げていきたいと考えています。 地域との連携を図りながら、より質の高い緩和ケアを実践できる環境づくりを目指しています。

詳しくは看護部のページへ
栄養士

必要に応じて栄養士が病室に伺い、嗜好調査を行います。食欲がなくても食べやすい、口当たりがいいもの、のど越しがいいものが好まれる傾向にあり、果物や酢の物、またアイスや麺類などの個人対応を行っています。

誕生日の特別メニュー

入院中に誕生日を迎えられた方には、ホームパーティのような気分をあじわってもらうことを想定し、栄養課より特別メニューを作り、家族との語らいの場、思い出の1つにできるようにサポートしています。

イベント食

栄養課では新春イベント、七夕、夏祭りで食事を提供しています。食事を味わって頂くだけではなく、見た目・香りなどの五感で季節感や雰囲気を心から感じて楽しんでもらえるような演出を心がけています。

詳しくは栄養課のページへ
リハビリテーション職

患者さんの要望を尊重しながら、身体的、精神的、社会的にも
QOLの高い生活が送れるように援助する。

日々変化していく身体機能にたいして、残存機能を長く維持しより安楽・安全に生活が行えるように援助させて頂いています。
患者さんの「思い」を尊重し「その人らしさ」と向き合うよう日々心がけることでリハビリテーションを行う事の目的は身体的サポートだけでなく「精神的サポート」にも成りえると考え、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士による全人的リハビリテーションを提供したいと思っています。
また、在宅復帰を希望される患者さんの身体的サポートとして歩行器補助具などの選定や機能維持訓練をさせて頂くと同時に、ソーシャルワーカーや地域の在宅スタッフの方々との情報共有を行い在宅生活の実現にむけて、患者さんやそのご家族の精神的・社会的な援助が出来るよう努力しています。

詳しくはリハビリテーション技術課のページへ
薬剤師

緩和ケア病棟では痛みや体のだるさなどのつらい症状を和らげるためにお薬を使用することがあります。
私たちは、複数のお薬の飲み合わせが正しいか、副作用が出現していないか確認を行うなど、患者さんの療養生活がより穏やかなものになるように、薬剤師の立場からお手伝いします。

処方されたお薬に対し、お薬の組み合わせが悪くないか、副作用が出ていないかなどを確認しています。 緩和ケア病棟では、患者さんの意向を確認しながらお薬が飲みやすくなるように提案しています。
また、在宅療養などで、患者さんまたは家族がお薬の管理をする場合に、お薬の効果や外用薬・貼付薬の使い方の説明、お薬の管理方法の提案などを行っており、療養場所でお薬の管理が正しく行えるようにしてます。
私たち薬剤師はお薬を使うことによって患者さんに生じる負担が少しでも軽減するように努めています。

詳しくは薬剤部のページへ
ソーシャルワーカー

姫路聖マリア病院では、患者さんのご紹介を頂いております先生方との信頼関係の構築と地域連携の充実、推進を目的に地域連携室を設置し、紹介や診療に関するご案内、診療情報の提供、画像データの貸出、FAXによる診察・検査の予約などのサービスを行っておりますので、ご利用いただきますようご案内申し上げます。
また、地域の先生方の要望に積極的に対応すべき業務の拡大を考えております。

詳しくは地域連携室のページへ

ボランティアのテーマは癒し

ボランティアは日々の活動を通して患者さん、ご家族に癒しの時間、空間を提供しています。
病棟活動は病棟内並びに病室内の花を飾ったり、飲み物のサービス、その他患者さんの要望にお答えして散歩や買い物もご一緒します。
園芸はガーデンで四季折々の花の植え替え、手入れを行っています。 音楽は喫茶室での演奏、リクエストにもお答えします。
お酒も飲めるナイトカフェを行っています。
また、季節のイベントを病棟スタッフと共に実施することで、皆様によりよい時間、楽しいひとときを過ごしていただいております。
ボランティアはチームの一員として、よりよい入院生活をサポートするメンバーです。お気軽にお声かけください。

  • 一部コロナウイルス感染防止のため休止しているサービスがございます。
詳しくはライフサポート部のページへ