
ご挨拶

センター長
宮田 広善
「医療型障害児入所施設および療養介護施設」は、非常に重い姿勢・運動の障害(身体障害者手帳1・2級)と知的発達の障害(療育手帳A)を併せもつ人達を対象にした「医療支援を基盤にした生活施設」であるとともに医療法に基づく施設です。
「立てない・歩けない」「会話ができない」などの重い障害に加えて、「食べられない(嚥下できない)」「自力で呼吸ができない」「てんかん発作が頻回にある」などの状態があるため日常生活にさまざまな医療支援が必要な人達を受け入れて、楽しく充実した生活を安全に安心して送っていただくことを目的にしています。
重い障害のある人達の在宅生活を支えるために、介護をされているご家族の負担の軽減(レスパイトケア)やご家族の急な病気や冠婚葬祭などの時の支援(緊急一時保護)のために短期入所も実施します。
また、在宅生活を送る重い障害のある人達の日中活動の場を保障するために通所支援(生活介護事業)を実施するとともに、福祉サービスの利用援助やさまざまな地域生活での問題を解決するために、相談支援事業を実施します。
ルルド館の目標は入所支援だけでなく、在宅生活を豊かに安心して送っていただくことです。ご利用については、お気軽にご相談ください。
ルルドは、
姫路聖マリア病院が
設置・運営する
重症心身障害児・者への
医療・福祉・教育の
総合支援センターです。
運営方針
重い障害のある人たちに対する
-
1医療一福祉ー教育の協働体制による総合的支援を提供します
-
2一人一人に合わせた日常活動と社会参加の保障をします
-
3入所機能を背景にした地域生活への積極的支援をします
ルルドの由来
ルルドはフランス南部の小さな町の名で、聖母マリアが降臨され万病が治癒する奇跡が起こった「ルルドの泉」があることで知られる聖地です。年間600万人もの巡礼者や障害・難病を抱えた人々が訪れることから、町全体のバリアフリー化が進み、ピレネー山脈の美しい緑と、ボー川の清らかな流れに抱かれた、優しさのあふれる町となっています。この町の名にちなみ、私たちの施設もあらゆるバリアフリーを目指し「ルルド」と名付けました。
施設情報
概要 | 入所 80床 短期入所 8床 通所・生活介護 定員10名 相談支援事業 |
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住所 | 姫路市仁豊野650番地 (姫路聖マリア病院Cana館北側) |
建物構造 | 地下1階、地上4階建て、鉄筋コンクリート造 |
延床面積 | 7,359.96㎡ |
お問合せ先 | 月~金 8:30~17:00 TEL : 079-265-5161 FAX : 079-265-5162 |
入所(医療型障害児入所と療養介護)
医療型障害児入所
医療的ケアが必要な重度の障害のある子どもの入所施設です。医療の提供をはじめリハビリ、学習支援、生活支援、精神面でのサポートなどを行っています。さまざまな専門職が関わり、情報を共有しながら、障害の状態に合わせた支援を行い、安心感と信頼感を持って過ごしていただけるよう努めています。また日中活動やレクリエーションにも力を入れており、四季折々のイベントを楽しめるよう工夫もしています。
療養介護
医療的ケアが必要な障害のある方に対して、医学的管理のもとで、入浴・排泄・食事等の日常生活における介護を行います。その他、日中活動や創作的活動、コミュニケーション支援、外出支援等の機会を提供し、重い障害のある方々の身体機能や生活の質の向上のために必要な援助を行っています。
ルルドでは日々の活動に加えて、行事への参加、外出企画などを行い、利用者さんに彩りのある生活が提供できるよう支援しています。
対象者
以降の項目にすべてあてはまる方が対象となります。
- 身体障害者手帳1~2級(肢体不自由)及び療育手帳A判定の方。
- 療養介護の記載がある障害福祉サービス受給者証及び療養介護医療受給者証をお持ちの方。児童の場合は、障害児施設受給者証及び障害児施設医療受給者証をお持ちの方。
※各市町村発行の受給者証等が必要となります。詳しくは当センターへお問い合わせください。
サービス利用までの流れ
-
1診察予約
- 初めてサービスの利用をご希望の方へ
(医療福祉関係者さま・ご家族さま) -
当センターの生活介護、短期入所、療養介護、医療型障害児入所支援を利用される場合は、小児科発達神経外来の診察(木曜日)が必要となります。詳細は以下の流れをご参照ください。
小児科発達神経外来受診の流れ
-
紹介元医療機関さま
上記2つの資料を当院地域連携室へFAX送信してください。
-
当院地域連携室から返信
「紹介患者 診察予約票」を紹介元医療機関さまへFAXで送信いたします。
ご確認のうえ、患者さまにお渡しください。 -
診察当日にご持参いただくもの
- 紹介状(診療情報提供書)
- 紹介患者 診察予約票
- マイナ保険証(健康保険証)
- 各種医療費受給者証(乳幼児・重度障害・特定 など)
- 障害福祉サービス受給者証
- 身体障害者手帳
- 療育手帳
- 母子手帳
- お薬手帳
当日は、ルルド館1階の発達神経外来受付にお越しください。
-
- 初めてサービスの利用をご希望の方へ
-
2診察
-
3サービス利用申込み
-
4契約
-
5サービス利用開始
面会時間
面会時間 | 毎日(土・日・祝含む) 13:30~16:00 |
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面会条件 | 病棟内 2名まで |
- 原則小学生以下のお子さんについては病棟での面会は不可となります。
- 兄弟姉妹で小学生以下のお子さんがおられる方については、別途お問合せください。
一日の流れ
準備中
短期入所について
自宅で生活されている障害児者を介護している方が、疾病やその他の理由により一時的に支援ができなくなってしまった場合に、施設に短期間入所して、入浴、排泄、食事などの介助や、その他必要な支援を受ける事ができるサービスです。緊急時の利用にもできる限りの対応をしています。またこのサービスは介護者にとってのレスパイト(休息)としての役割も担っており、在宅生活支援には欠かせない機能です。サービスを利用いただくことで介護者の負担を少しでも軽減できるようお手伝いします。
対象者
- 身体障害者手帳1~2級及び療育手帳A判定の方
- 障害福祉サービス受給者証において短期入所の支給決定を受け、「療養介護」・「重心」などの記載がある方
サービス利用までの流れ
-
1診察予約
- 初めてサービスの利用をご希望の方へ
(医療福祉関係者さま・ご家族さま) -
当センターの生活介護、短期入所、療養介護、医療型障害児入所支援を利用される場合は、小児科発達神経外来の診察(木曜日)が必要となります。詳細は以下の流れをご参照ください。
小児科発達神経外来受診の流れ
-
紹介元医療機関さま
上記2つの資料を当院地域連携室へFAX送信してください。
-
当院地域連携室から返信
「紹介患者 診察予約票」を紹介元医療機関さまへFAXで送信いたします。
ご確認のうえ、患者さまにお渡しください。 -
診察当日にご持参いただくもの
- 紹介状(診療情報提供書)
- 紹介患者 診察予約票
- 基本情報提供書(ご家族用)
- マイナ保険証(健康保険証)
- 各種医療費受給者証(乳幼児・重度障害・特定 など)
- 身体障害者手帳
- 療育手帳
- 母子手帳
- お薬手帳
当日は、ルルド館1階の発達神経外来受付にお越しください。
-
- 初めてサービスの利用をご希望の方へ
-
2診察
-
3サービス利用申込み
-
4契約
-
5サービス利用開始
契約がお済み方へ
- 契約がまだの方はお使いいただけません
短期入所利用申込受付票
短期入所利用当日提出書類
生活介護について
在宅生活を送る重い障害のある方々の日中活動の充実を目的とした通所事業です。安心して楽しく過ごすために、医療、福祉職員がそれぞれの専門性を効果的に発揮できるように連携し、音楽、創作、スヌーズレン、外出などの楽しい活動の他、送迎、入浴、昼食などのサービスを提供しています。一人ひとりが自分らしく、人生の主人公として輝き続けられるように支援します。
対象者
以下の項目にすべてあてはまる方が対象となります。
- 身体障害者手帳1級または2級(肢体不自由)と療育手帳A判定の両方をお持ちの方
- 生活介護の支給がある障害福祉サービス受給者証お持ちの方
- 医療的支援を必要としている方
- 各市町村発行の受給者証等が必要となります。詳しくは当センターへお問合せください。
定員 | 1日10名 |
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サービス利用までの流れ
-
1診察予約
- 初めてサービスの利用をご希望の方へ(医療福祉関係者さま・ご家族さま)
-
当センターの生活介護、短期入所、療養介護、医療型障害児入所支援を利用される場合は、小児科発達神経外来の診察(木曜日)が必要となります。詳細は以下の流れをご参照ください。
小児科発達神経外来受診の流れ
-
紹介元医療機関さま
上記2つの資料を当院地域連携室へFAX送信してください。
-
当院地域連携室から返信
「紹介患者 診察予約票」を紹介元医療機関さまへFAXで送信いたします。
ご確認のうえ、患者さまにお渡しください。 -
診察当日にご持参いただくもの
- 紹介状(診療情報提供書)
- 紹介患者 診察予約票
- マイナ保険証(健康保険証)
- 各種医療費受給者証(乳幼児・重度障害・特定 など)
- 障害福祉サービス受給者証
- 身体障害者手帳
- 療育手帳
- 母子手帳
- お薬手帳
当日は、ルルド館1階の発達神経外来受付にお越しください。
-
-
2診察
-
3サービス利用申込み
-
4契約
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5サービス利用開始
主な活動・ケア
四季折々の行事を大切にし、外出やカフェなど、利用者の方が主体的に楽しめる活動を提供しています。
生活介護まりあの一日
9:30 | 来所対応 健康状態のチェック |
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10:00 | 入浴 |
11:00 | 朝の会 午前の活動プログラム (吸入・体位交換など) |
12:00 | 昼食 |
13:00 | 休憩 |
13:30 | 午後の活動プログラム (音楽・ゲーム・創作・リラクゼーションなど) |
14:30 | 帰りの準備 |
15:30 | 退所対応 |
相談支援センターマリアについて
相談支援センターマリアでは、障害のある方や、そのご家族からの様々な不安や困り事の相談に応じて、一緒に考え、暮らしをより良くしていくお手伝いをしています。
それぞれの状況や悩みによって、必要とされる情報提供や助言、福祉サービスの利用に繋げる支援など、関係機関との連絡調整を行いながら、利用児者さんとご家族が安心して生活できるようにサポートしています。
対象者及び対象地域
- 姫路市全域(家島町、安富町を除く)、神崎郡福崎町
※対象地域外の方は別途ご相談下さい - 重症心身障害、身体障害、難病のある方々
ご相談について
- 強度行動障害支援者養成研修(実践研修)
- 医療的ケア児等コーディネーター養成研修
- 精神障害者の障害特性及びこれに応じた支援技法等に関する研修
を修了した相談支援専門員を配置しております。
営業時間
月〜金曜日 | 9:00~17:00(土曜日及び日曜日、祝祭日 並びに8/15、12/25、12/31~1/3までを除く) |
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費用
ご相談・「サービス等利用計画」や「児童支援利用計画」作成については、自己負担はありません。
お問い合わせ
TEL | 079-265-5177 |
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FAX | 079-265-5162 |
soudanshien@himemaria.or.jp |
相談の流れ
- お電話でお問い合わせください
- 面談を行います
- 当相談支援事業所との契約、「サービス等利用計画(案)」や「児童支援利用計画(案)」を作成します
- 完成した「サービス等利用計画(案)」や「児童支援利用計画(案)」を市へ提出します
- 市より受給者証が届きます
- 他の機関との連絡調整を行い「サービス等利用計画」や「児童支援利用計画」を作成し、お渡しします
- サービス状況の確認、計画の見直し等を行います(モニタリング)