姫路聖マリア病院の特長

  • 周産期医療

  • 急性期医療

  • 回復期
    リハビリテーション

  • 地域包括ケア

  • 緩和ケア

  • 障害児・者医療

ライフサポート部

life support

目次

    ご挨拶

    イエスキリストは、民衆のありとあらゆる病気や患いを癒されたと聖書にあります(マタイ4章23)。わたしたちは、祈りをとおして患者さんの癒しのお手伝いをしております。

    病気は、精神身体的(Psychosomatic)だと言われています。病気は肉体的にも精神的にも起因し、互いに影響し合います。Psychosomaticは、たましい(Psyche)肉体(Soma)という二つのギリシャ語からの複合語で、わたしたちは多職種と連携しながら患者さんの心のケアに関わらせていただいています。

    全人的医療と、患者さんの病院生活と人生を支えるために、院内のボランティア活動部門も担当しています。

    スタッフ紹介

    担当 人数
    シスター 2 名
    事務員 2 名
    ボランティアコーディネーター 1 名

    ライフサポート部について

    ライフ(Life)の意味

    医療や福祉の目的は、QOL(Quality=質 of life)の向上にあると言われたりします。英語のライフには、生命、次に人生、そして生活という三つの意味があります。私たちのライフサポート部ではこの三つの観点を踏まえ、患者さんとご家族に関わらさせていただくように心掛けています。その具体化として、患者さんとご家族のためのスピリチュアルケアと心理的なケア、病院生活を支えるボランティアの活動、病院理念と基本方針に沿った職員研修、必要に応じて患者さんへの宗教的ケアに携わっています。

    チャプレンやシスターが病室をお訪ねし、また相談室でもお話をお聞きしております。病気になられて不安や落ち込み、悲しみや怒りなど今までと異なった心の動きを経験される中で、〈たましい〉と心への配慮によって自分を取り戻して生きる力を回復していただく契機となれば幸いです。

    病む人の声を聴き、共感する。〈たましい〉と心のケアの原点はここにあります。私たちは、患者さん方の信仰や価値観を尊重し、個人のプライバシーを守って関わりをもたせていただいておりますので安心してご相談ください。

    スピリチュアルケアの紹介

    病気になると、それまで健康なときに拠り所としていた自分の価値観や人生の意味が充分でなかったことに気づかされます。心が動揺(不安、怒り、後悔、恐れ、悲嘆、罪責感など)して、

    「なぜ、自分がこんな病気になってしまったのだろうか」

    「これからどう生きていけばよいのだろうか」

    「不安です」

    「家族に負担をかけてしまい、辛い」

    「病気になったのは自分が何か悪いことをしたからか」

    「この状態では生きる意味がない」

    「後悔ばかりする。自分の過ちや罪は赦されるのか」

    「死んだら無になるのか」

    などの思いが現れます。これらはスピリチュアルペイン(実存的苦痛)と呼ばれ、ケアが必要と考えられています。スピリチュアルペインは人の〈たましい〉からの叫びであり、当院ではそのケアはチャプレンやシスターが担当しています。

    チャプレン室

    ライフ(Life)の意味

    チャプレンは、欧米ではもともとは病院や施設の聖職者(牧師、神父-chapel の管理者)のことでした。その後20世紀前半になって、米国ではすべての病人に〈たましい〉と心のケアが必要であると認識され、臨床パストラルケア(clinical pastoral care and counseling)という名称で〈たましい〉と心のケアがチャプレンによって行われるようになりました。しかし、現代ではキリスト教色が強い臨床パストラルケアという名称を用いず、臨床スピリチュアルケアという名称が用いられることが多くなっています。チャプレンは医療スタッフの一員として、いかなる宗教的立場や価値観をもつ人に対しても、中立的立場でスピリチュアルケアに関わります。

    お祈りへのご案内

    聖堂とお祈りへのご案内

    病院一階に聖堂(チャペル)があります。
    静寂と祈りの場である聖堂は、神と親しく語り合うところであり、心にやすらぎを与えてくれるところでもあります。
    どなたでも、お越しになれます。

    教会の祈りミサの時間

    下記の時間に教会の祈りとミサが行われています。

    教会の祈り 毎朝 6時
    ミサ 毎朝 6時30分 / 日曜日 朝9時

    ボランティア募集

    ボランティア募集

    「あなたもボランティア活動に参加してみませんか?」

    1. 姫路聖マリア病院では市民参加の病院、地域に寄与する病院をめざし、ボランティアさんの活動を積極的に応援しております。
    2. 姫路聖マリア病院では市民参加の病院、地域に寄与する病院をめざし、ボランティアさんの活動に積極的に取り組んでおります。

    ボランティアさんのお力をお借りすることにより、温かなサービスの充実を心掛けております。ボランティアの経験のない方も事前にオリエンテーションを行いますので、安心してご参加ください。

    参加資格

    20歳から75歳までの心身ともに健康な方

    募集内容(随時)

    ガイド

    曜日 : 月〜金曜日

    時間 : 9:00〜11:30

    再来機受付補助、車いす介助、入院案内などお困りの患者さんに可能な範囲でのお手伝い。

    図書

    曜日 : 火曜日

    時間 : 13:30〜15:00

    入院患者さん、ご家族のために、病棟内を巡回して図書の貸出、寄贈本整理、管理。

    制作

    曜日 : 木曜日

    時間 : 13:30〜15:30

    ①手作りの飾り物で患者さんに季節をお届けします。又は②季節の飾り物制作。

    ボランティアさんの声

    患者さんに「ありがとう」と言われるたびにこちらが励まされます。優しい仲間にも出会えます。

    多くの方に喜んでいただけることが、私たちボランティアの何よりの原動力です。

    また、たくさんの方とのふれあいにより色々なことを学んでいます。笑顔が自慢のあなた!あなたの笑顔を分けてください。

    まずはお気軽にお電話を。

    ※緩和ケア病棟のボランティアの募集は年に一回行っておりますので、ご希望の方はボランティア課 工藤までお問い合わせください。

    ◆お申込み、お問い合わせ

     姫路聖マリア病院  〒670-0801 兵庫県姫路市仁豊野650

     TEL:079-265-5111(代表) FAX:079-265-5001

     ボランティアコーディネーター  工藤(くどう)まで

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