診療内容・特色
主に障害のある子ども、とくに重い障害のある子どもを対象にした診療部門です。小児科の対象は15歳までですが、成人期になっても継続して診療しています。80床の入所施設である「重度障害総合支援センタールルド(医療型障害児入所施設および療養介護施設:かつての重症心身障害児施設)」の管理が主な業務ですが、障害のある子ども(成人も)の外来診療、外来リハビリテーションも実施しています。
また、障害福祉領域の業務として、生活介護事業(成人障害者の通所施設)や相談支援事業(障害児・者のケアマネジメント)も運営しています。
取り扱う主な疾患
外来部門では、脳性麻痺、てんかん、神経筋疾患、発達障害、心身症などを予約制で診療しています。2024年1月から12月までの外来診療数は延べ2,807件です。
入所部門は「日常的に医療的支援が必要な非常に重い障害児・者」を対象としており、80床は現在満床となっています。入所者の原因疾患は、脳性麻痺30、何らかの症候群15、難治性てんかん8、頭部外傷7、急性脳症6、染色体異常5などです。
治療方針
「治す医療」ではなく、「生活や育ちを支える医療」が目標です。外来診療では、障害の発見・診断・治療を通して障害のある子どもたちの発達を促し、安心して育ち、育てられる環境を保障したいと思っています。入所部分では、「楽しく暮らす」を目標にして生活の基盤となる健康の維持に努力しています。
外来担当医表
(非):非常勤医師
月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
---|---|---|---|---|
△宮田 (午前) |
△柄川 (午前) |
宮田 | ||
△(非)山口 (第2・4 午前) |
△(非)山口 (午後) |
診療時間
- 予約制
9:00 ~ 12:00 / 13:30 ~ 15:00 初診の方は医療機関からの紹介状が必要です。
△月曜日の宮田医師の診察は午前のみ
△水曜日の柄川医師の診察は午後のみ、第1・3・5水曜日の山口医師の診察は午後のみ
△第2・4月曜日の山口医師の診察は午前中のみ
医療福祉機関の方へ
重度障害総合支援センターの生活介護、短期入所、療養介護、医療型障害児入所支援を利用される場合は、小児科発達神経外来の診察が必要となります。詳細はこちらをご覧ください。
休診・代診情報
-
宮田医師|休診
診療実績
年間実績
発達神経外来
初診数 | 再診延べ数 | |
---|---|---|
2022年 1月~12月 |
41 | 2,183 |
2023年 1月~12月 |
34 | 2,337 |
2024年 1月~12月 |
55 | 2,752 |
ルルド入所者
ルルド2階 (40床) 入所者延べ数 |
ルルド3階 (40床) 入所者延べ数 |
|
---|---|---|
2022年 1月~12月 |
477 | 478 |
2023年 1月~12月 |
468 | 470 |