姫路聖マリア病院の特長

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薬剤部の豆知識

Pharmacy Trivia

ジェネリック医薬品について

最近よく耳にする“ジェネリック医薬品”どのようなお薬かご存知でしょうか。
正しく理解されている方は意外と少ないのではないでしょうか。
ジェネリック医薬品に関する知識を確認していきましょう。

ジェネリック医薬品とは?

ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは、先発医薬品(新薬)の独占的販売期間が終わった後に発売されるお薬で、有効成分や治療の効果は原則新薬と同じです。
また新薬と比べて研究開発費が少なくてすむため、お薬自体の価格が安くなります。

有効性、安全性は大丈夫?

ジェネリック医薬品の有効性や安全性は先発医薬品と同じです。
新薬と同様に製造管理や品質管理が厳しくチェックされる中、4つの項目の試験が行われ有効性と安全性が保障されています。

ジェネリック医薬品の4つの試験

  • 有効成分の量や純度を確認する試験
  • 体内で薬剤の溶ける速さや場所を確認する試験
  • 新薬と同じ速さで同じ量の有効成分が吸収されるか確認する試験
  • 長期保存下でも品質が安定していることを確認する試験

このような厚生労働省の定める試験や薬事法による基準など新薬と同様の厳しい審査があり、有効性や安全性について、品質が保証されています。

先発医薬品との違いは何?

新薬との大きな違いとして、色、形、添加物を変えることができます。
現在最新の技術を使ってこんな工夫がされているお薬があります。

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どのくらい値段が違うの?

ジェネリック医薬品を利用することで新薬に比べて2~7割ほど患者さん負担は軽くなると言われています。
複数のお薬を服用している方や、長期服用が必要な方ほど、自己負担の差額が大きくなります。糖尿病や高血圧症など、長期間複数のお薬を飲み続ける疾患の場合は、低薬価であるジェネリック医薬品を選ぶと、新薬を選んだ場合に比べ、その差額を実感しやすいと言われています。
日本ジェネリック製薬協会が運営する「かんたん差額計算」でお薬の金額を試算することもできます。一度試されてみてはどうでしょうか。

  • ただし、全てのお薬にジェネリック医薬品があるとは限りませんので、その点はご了承下さい。

 医療費削減につながるってどういうこと?

    医療費は、皆さんが医療機関の窓口で支払う負担額の他に、「税金」や「健康保険料」でまかなわれています。
    少子高齢化により、医療費が年々増え続けていることは大きな社会問題となっています。
    医療費を抑えるために薬剤費を抑える、つまりジェネリック医薬品を使うと、国の医療費の節減につながります。

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    世界ではどのくらい普及しているの?

    ジェネリック医薬品は、世界的に見ても一般的なお薬となってきました。
    日本では66.7%(2017年度)ほどの普及率ですが、アメリカ、イギリスなどの医療先進国では普及率が70%を超えており、中には90%がジェネリック医薬品という国もあります。
    日本においても少子高齢化で増え続けている医療費を抑えるために、普及率をさらに上げる取り組みが進んでいます。

    ジェネリック医薬品についての不安や疑問は解消されましたか?
    患者さん自身が薬に対する不安をできるだけ解消し、治療に取り込んで頂くことはとても大切なことです。
    当院においても積極的にジェネリック医薬品の使用促進に取り組んでいますのでジェネリック医薬品に対して不安や疑問がある方は遠慮なくご質問下さい。ジェネリック医薬品をうまく活用し治療に取り組みましょう。