姫路聖マリア病院の特長

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  • 急性期医療

  • 回復期
    リハビリテーション

  • 地域包括ケア

  • 緩和ケア

  • 障害児・者医療

薬剤部の豆知識

Pharmacy Trivia

吸入薬の使い方

吸入薬とは、薬を霧状に噴出させ、口から吸い込み肺や気管支に作用させる薬です。
吸入薬を使う病気には気管支喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)などが挙げられます。きちんと吸入出来ているかどうかによって薬の効き目が変わってしまいます。

吸入薬は粉末状の薬剤を自分の力で吸入するDPI型(ドライパウダー吸入)と噴霧された霧状の薬剤を吸入するp-MDI型(加圧式定量噴霧吸入薬)に分けられます。吸入方法もこれらの薬剤で異なりますので、使う薬剤によって吸入方法を理解しておくことが重要となります。

DPI型:ディスカス、ロタディスク、タービュヘイラー、クリックヘラー等 使用方法

  • 薬剤をセットします
    ディスカス:カバーを開き、レバーを押す
    ロタディスク:カバーを開けトレーを引き出し、薬(ディスク)をトレーに乗せトレーを本体に戻す
    タービュヘイラー:グリップを握り回転させる
    クリックヘラー:上下に3~4回振る
    ※それぞれ薬剤のセット方法が異なるので各吸入薬の操作方法に従って下さい。
  • 呼吸を整え、十分に息を吐いてください
    吸入口に息を吹きかけないよう注意して下さい。普通に息を吐いた状態で構いません。
  • しっかりとマウスピースをくわえ速く深く吸入してください
    ストローで飲み物を飲むようなスピードをイメージして吸入してください。
    瞬間的に強く吸入すると十分な量の薬剤が肺まで到達しないため1秒以上吸入するようにして下さい。
  • 吸入口から口を離し、苦しくない程度に息を止めてください
    すぐに息を吐き出してしまうと薬剤も一緒に吐き出してしまうので、出来るなら10秒、あるいは苦しくない程度に息を止めるようにしてください。
  • 1回の吸入動作では完全に吸入できない場合があるので②~④をもう1、2回繰り返してください
  • 1回に2吸入分以上吸入をする場合は①~⑤を繰り返してください
  • 吸入後はうがいをしてください
    薬剤が口の中に付着したままだと感染症や声が嗄れるといった副作用の原因となったり、付着した薬剤を飲みこむことでふるえや動悸などを起こす可能性があるので、必ずうがいをするようにしてください。

p-MDI型:エアゾール使用方法

  • 容器をよく振ってください
  • 呼吸を整え、十分に息を吐いてください
    普通に息を吐いた状態で構いません。
  • 吸入口を口の方に向け、吸入口と唇の間を3~4cmほど離し、息をゆっくり吸い込みながら容器の底を押して薬剤を噴霧させてください
    この方法が難しいようなら吸入口を唇で軽くくわえて吸入します。または、歯で軽くくわえて吸入します。速い速度で吸入をすると薬剤の沈着が低くなるので、3秒ほどかけてゆっくり吸入するようにしてください。
  • 吸入口から口を離し、苦しくない程度に息を止めてください
    すぐに息を吐き出してしまうと薬剤も一緒に吐き出してしまうので、出来るなら10秒、あるいは苦しくない程度に息を止めるようにしてください。
  • 吸入後はうがいをしてください

詳しい使用方法や吸入補助器具、うまく吸入出来ない、吸入出来ているかわからないなど何か気になる点がありましたらお気軽に薬剤師にご相談ください。