姫路聖マリア病院の特長

  • 周産期医療

  • 急性期医療

  • 回復期
    リハビリテーション

  • 地域包括ケア

  • 緩和ケア

  • 障害児・者医療

産科病棟

産科の特長

Features

帝王切開

帝王切開とは

お母さんや赤ちゃんの何らかの理由により経腟分娩にリスクが伴う場合、または不可能な場合に医師の判断のもと帝王切開が選択されます。
日本では約20%の妊婦さんが帝王切開により出産をしています。当院では、合併症を持った妊婦さんも多くいらっしゃるため平均より少し高い30%が帝王切開による分娩となっています。

帝王切開には、あらかじめ日程を決めて計画的に行う予定帝王切開と、緊急で行う緊急帝王切開があります。手術後は、ご自身でボタンを押して鎮痛剤を投与し、痛みをコントロールできるPCA(自己調節鎮痛法)を導入しております。

帝王切開の流れ

  1. 1入院期間

    予定帝王切開の方は出産前日に入院し、手術後7日目までの9日間が入院期間となっています。
    緊急帝王切開の方は、手術後7日目までの入院となります。経産婦さんの場合は、経過が順調であれば1日早く退院することも可能です。
    また、産後ケアの利用承認が降りている方は、退院に合わせて利用していただくことも可能です。

  2. 2入院中の過ごし方

    当院ではお母さんの希望に合わせ、母子同室を実施しています。基本的には帝王切開の方は産後3日目より母子同室を開始していますが、体調が戻らない場合、休息を優先されたい場合等は、新生児室で赤ちゃんをお預かりし、休息していただくことも可能です。

    お母さんと赤ちゃんの体調に合わせて、授乳指導や、オムツ交換、沐浴指導や退院指導を行っていきます。
    母乳育児に関しても、お母さんの希望に沿ってサポートいたします。

    めぐみパンフレット

手術後の疼痛コントロールについて

当院では手術後痛みが強い時に、ご自身でボタンを押して鎮痛剤を投与し、痛みをコントロールできるPCA(自己調節鎮痛法)を導入しております。
専用のPCAポンプを通して痛み止めが持続的に投与されており、痛みを感じたらご自身でボタンを押していただくことで痛み止めを追加して投与することが可能です。