姫路聖マリア病院の特長

  • 周産期医療

  • 急性期医療

  • 回復期
    リハビリテーション

  • 地域包括ケア

  • 緩和ケア

  • 障害児・者医療

産科病棟

産科の特長

Features

経膣分娩

出産には大きく二つあり、経腟分娩と帝王切開があります。妊娠中特に異常がなく経過している場合は赤ちゃんが産道を通って産まれてくる経腟分娩が選択されます。
陣痛が来たり破水をしてから入院し、極力自然な方法で自然な陣痛やいきみにより出産を行います。自然分娩は、陣痛が来てからお産が始まるので、分娩が進みやすいとされています。
医師が必要と認めた場合は、入院日を決めて陣痛促進剤を使いながら陣痛を起こし出産する計画分娩が選択される場合があります。
また、お母さんの希望に合わせて、アロマテラピーの使用や、ご家族の立会出産、フリースタイル分娩、産後の早期母子接触を行っております。ご希望される方はバースプランをお伺いする際にお伝えください。

バースプランについて

出産は1人ひとり違っていて、同じ出産はないと言われています。また、イメージするお産とは違ったものとなることも少なくありません。バースプランとは、直訳すると『出産計画』です。分娩から産後までをどのように過ごしたいかを考え、一緒に計画していきましょう。医療上の理由でかなわないこともありますが、できるだけご希望に近づくことができるよう助産師一同、サポートをさせていただきます。

入院期間

経膣分娩の入院期間は、出産当日から分娩後5日目までの6日間です。
経産婦さんの場合は、経過が順調であれば1日早く退院することも可能です。
産後ケアの利用承認が降りている方は、退院に合わせて利用していただくことも可能です。

入院中の過ごし方

当院ではお母さんの希望に合わせ、母子同室を実施しています。基本的には産後1日目より母子同室を開始していますが、体調が戻らない場合、休息を優先されたい場合等は、新生児室で赤ちゃんをお預かりし、休息していただくことも可能です。
お母さんと赤ちゃんの体調に合わせて、授乳指導や、オムツ交換、沐浴指導や退院指導を行っていきます。
母乳育児に関しても、お母さんの希望に沿ってサポートいたします。

めぐみパンフレット

フリースタイル出産

日本の病院では、分娩台に乗り、あお向けの状態で産むスタイルが一般的です。フリースタイル出産というのは、分娩台の上にとらわれず、横向きや四つん這いなど自分の好きな姿勢で産むことをいいます。どのようなお産がしたいのか、どんな姿勢で産みたいのかという妊婦さんの想い、主体性を尊重し、医師や助産師は、そのサポートをしていくお産スタイルです。
フリースタイル分娩を導入することで、産婦さんの産む力、赤ちゃんの産まれる力を最大限に引き出せることに繋がります。

早期母子接触について

早期母子接触とは、お母さんが赤ちゃんを裸のまま胸の上で抱っこすることです。赤ちゃんは生まれてすぐに、お母さんの胸に抱いて密着させることで、体温、においや感触、心臓の鼓動をお互い感じ合うことで、自律神経が落ち着き、絆が深まるといわれています。

生まれたばかりの赤ちゃんは、しばらくするとおっぱいを探しはじめるので、授乳が可能であれば授乳をします。 当院では、赤ちゃんとお母さんの安全に十分配慮しながら実施していきます。