たかはし先生が『うまい』と思った店 3選 ~魚編~
今朝の通勤中、病院の門前薬局である仁豊野薬局さんの前を通った時、ふと思い出したことがありました。昨年、岡山大学で食べたオムライス 930円の記事(https://www.himemaria.or.jp/maria/doctor/20251210.html)を見てくださった仁豊野薬局の薬剤師さんが、「先生のブログ楽しみにしてますよ。また、美味しいもの、Upしてくださいね。」と言ってくださったんですよね。
ということで、この薬剤師さんのご期待の応えるため、いってみよ~。たかはし先生が『うまい』と思った店 3選 ~魚編~
以前書いたように、魚にはうるさいたかはし先生。https://www.himemaria.or.jp/maria/doctor/20260714.html 期待しててくださいな。
あっそうそう、この記事は、あくまでたかはし先生個人の感想であって、所属組織:姫路聖マリア病院とは一切関係ありません(と言いながら病院ブログで書いてるけど)
すし勘八のカツオ
いきなり、「どこ」と言いたくなりますよね。知らないですよね。遠いんです。なんと串本です。
なんで串本やねんって言われそうですが…。10年ほど前、西国三十三所巡礼の途中、串本に宿をとったことがあるんです。その宿は素泊まりの宿。そこで、串本の町で夕飯を食べるとこを探してたところ、駅前に「いい感じ」のお寿司屋さんを見つけたわけですよ。「ここにしよ。」と思って、のれんをくぐると、他の客はゼロ…。このSituation、普通「やばい」って思いますよね。でも、腕のよさそうな大将(店主)だったし、気の良さそうなおかみさん(奥さん)だったし、「ま、いいか。」と席に座り。お造りの盛り合わせと、お寿司を頂きました。
うまい。
さすが和歌山。さすが串本。マグロが抜群でしたわ~。
さて、たかはし先生って、美味しいものを食べさせてくれた人には、なつくんですよね。普段はムスッてしてますけどね。でも、こういう時は、良くしゃべります。他のお客さんもいなかったしね。この時は、西国三十三所巡礼の途中に立ち寄ったことや、普段は医者をしていることなど、いろいろお話しさせて頂いたと記憶しています。さて、こういう場で、「医者してますねん。」とcoming outすると、決まって健康相談になりますね。この時も、そうでした。美味しいものを食べさせてもらったので、丁寧に対応させて頂きました。すると、大将が、「お礼ですわ。」と一盛りのさしみをもってこられました。「先生~。ま~食べてみ。何かわかるかな~。」と笑顔の大将。一口食べてみると。うまい!めちゃめちゃうまい!でも、何かわからん。ナニコレ、カツオ…、いやちゃう。マグロ…でもない。えっわからん。と思っていると、嬉しそうな大将が、「これカツオですわ。」と。「ついさっきまで、目の前の海で泳いでましてん。先生が来る前に友達が『釣れてん。』いうてもってきたんですわ。先生帰ってから自分らで食べるつもりやってんけど、いま〆てね。おすそ分けですわ。」「先生は、カツオを炙って、たたきにしたやつ食べてるやろ。あれは古いカツオの食べる工夫でしかない。でも、生き〆のカツオは、こういう味やねん。これがほんまのカツオの味。覚えとき。また、食べた~なったら、いつでもおいで。でも、前もって連絡してや。友達に『釣ってこい』言わなあかんからな。」と。10年たっても鮮明に思い出す味ですわ。
浦正鮨のタイとメバル
こちらは、名が通ったお店なので、ご存じの方もあるかもしれませんね。明石浦漁港にあるお寿司屋さんです。友達に連れていってもらったんですが、何を食べても美味しい。ええお店です。特にタイは秀逸です。
タイって、生き〆して数時間後が一番美味いって知ってます? 〆た直後は、タイの筋組織がイキイキしているので、食感はいいんです。でも、味は今一つなんですよね。ところが、冷蔵状態(だいたい4℃が目安)で数時間たつと、食感を残しつつ、味が良くなるんです。知ってました?
子供の頃、父親が播磨灘で釣ってきたタイばかり食べてきたたかはし先生。大人になるまで、釣る→その場で〆る→クーラーボックスに入れる→他の魚を数時間釣る→家に帰る→調理するっていう理想的な食べ方のタイしか食べたことがなかったんです。大人になって、どんな高級店に連れていってもらっても、子供の頃に食べたタイの味ではない。こういうタイの特性を知って、最高の状態のタイを食べさせてくれる店ってないんですよね~。ところが、浦正鮨さんのタイを食べた瞬間、子供の頃の記憶とぴったり合いました。「このタイ、子供の頃食べたタイや。これな、生き〆してな。半日弱冷蔵してな。それから調理したはずや。」と、嬉しそうに友達に説明していると、障子がす~っと開いて、板前さんがやってきました。そして、「お客さんわかりますか~。」と、ま~、嬉しそうに(^ο^)。
そうこうしていると、メニューにはないメバルの煮つけがでてきました。板前さん「サービスです。」と。嬉しいじゃないですか。しかも、この煮つけ、小さいけど、身がはぜてる(はじけてるっていう意味です)。これこれ!! メバルの煮つけは、身がはぜてないと美味しくないんです。しかも、メバルはタイとちがって、〆てすぐが美味しい。わかってるわ~。小さいから店には出せへんかったんやろな~。でも、これくらいのサイズが一番美味しいねんな~。こんな話しを、うっきうきでしていると、先ほどの板前さんが、「これもどうぞ。」とな。出てきたのは、シャコ(>_<)。確かに瀬戸内の名産だけど、たかはし先生はシャコが大嫌いなんです。一気にテンションダウン(>_<)。板前さんもがっかり…。
ごめんなさいね。板前さん。シャコだけは勘弁して。でも、タイとメバルは最高でしたわ。
若狭のサザエと甘えび
大学生だった1995年から、今で言う後期研修医だった2001年まで、大学の同級生と、毎年7月15日(に一番近い土日)に、若狭の海に行ってました。目的は、サザエ漁解禁直後に素潜りでサザエを採ること。あっ、一応漁業権は侵害していません。ちゃんと、入漁料を払っています。
土曜の朝に奈良を出て、若狭の海水浴場で遊んで、民宿で泊まって、翌日は民宿の船でサザエ漁に出て、夕方に民宿で風呂に入ってから帰る。強行軍でしたが、楽しかったな~。民宿の名前は忘れちゃったけど、この民宿で出してくれるサザエと甘えびが最高でした。漁師さんの奥さんが切り盛りしている民宿なので、なんでも豪快。サザエも甘えびも大皿にテンコ盛りで出てきて、好きなように食べるスタイル。サザエは前日に採って、砂抜きをして、つぼ焼きにしただけ。甘えびは、大量の子持ち(卵持ち)。調べてみると、甘えびは禁漁期間中なので、地のモノではなかったはずですが、美味しかったな~。忘れえぬ青春の味です。
30年も前のことなので、民宿の名前は忘れてしまいました。福井県おおい町の、県道241号線:青戸の大橋を渡って、トンネル超えたところの集落(漁村)にあった民宿です。
以上、たかはし先生が『うまい』と思った店 3選 ~魚編~ でした。楽しんで頂けましたか? 今後は~肉編~でも書いてみよ~と思います。期待しておいてくださいね。
魚にはうるさい たかはし







